糖質を摂った方が太りにくい理由
700kcalの2種類の料理を同じ被験者で2日に分けて食べてもらう実験をしました。
一日目の料理はおにぎり、ゆで卵、ベーコン、粉ふきいも、コーンサラダ(糖質60%)
二日目の料理はクリームサンド、スクランブルエッグ、ベーコン、フライドポテト、ツナサラダ(糖質25%)
同じ時間に食べてもらって体温をサーモグラフィで測定したところ、
30分後の体温は糖質の多い食事の方が上昇していました。
食後はカロリーを消費するためエネルギーを使い体温が上がります。
体温が上昇するほどカロリーが消化されます。
食事をした後、体がポカポカ温かくなりませんか?
それはカロリーを消費しているからなのですね。
体温が上がるという事はカロリーが消費されているという事ですから、
同じカロリーの食事を摂っても
糖質の多い食事の方がカロリーが沢山消費され太りにくい事が分かります。
脳は唯一のエネルギーである糖を活発に消費します。
人体の4割も占める筋肉が糖質を消費する大事なエネルギーなのです。
同じカロリーでも糖質が多いと熱が沢山出てカロリー消費量も多いのです。
食事制限するのもいいのですが、
糖質は最低限摂らないといけないものなのです。
1日の摂取量の6割くらいは糖質を摂るのが理想です。
6:2:2 の割合で摂取しましょう。
6=炭水化物(糖)~ご飯、 パン、 麺類、イモ類、砂糖など
2=たんぱく質~動物性タンパク質が含まれる食品・・・肉類、魚介類、卵、乳製品など。
植物性タンパク質が含まれる食品・・・穀類、豆類など。
2=脂質~なたね油、ごま油などのように常温で液体の「油」と、バター、マーガリンのように常温で固体の「脂」
糖質を摂らないと隠れ肥満になるわけ
余った糖質であるグリコーゲンは約四倍の水を結合して
体内に貯蔵されています。
糖質を摂らないとグリコーゲンが脳のエネルギーとして使われるので
グリコーゲンと結合していた水分だけが残ります。
その残った水分は全部体の外に出て行きます。
水分が排出されただけ四倍も体重は減りますが、
実際は減った体重は水分の重さだけで、脂肪は全く減っていませんね?
☆糖質を控え、グリコーゲンが無くなってきたらどういう現象が起きるのでしょうか。
脳が筋肉のたんぱく質を分解して糖を生み出し、
脳に必要なエネルギーを与え続けるのうちに筋肉がやせ細ってしまいます。
筋肉が減ると基礎代謝が低下し、太りやすい体になってしまうのです!
脳が筋肉を食べ、太りやすい体になると言うことなのです。
筋肉がやせ細って、見た目はスマートに見えても
脂肪が減っていないので隠れ肥満になってしまうというわけですね。
筋肉量が減ると代謝が落ちて、少し食べただけでも太りやすくなってしまうのです。
リバウンドをおこしやすくなってしまうのも筋肉量が減ってしまっているからなのです。
間違った ダイエット法 で 隠れ肥満 に!?
糖を抜くから太る?
自分では気づかない 隠れ肥満 が増えています。
BMI数値が低く、見た目太っていない女性でも
体脂肪率が肥満傾向の割合が高い人が沢山います。
20代の女性の体脂肪率
標準 ~24.9%
肥満傾向 25~29.9%
肥満 30%~
隠れ肥満とはBMI数値は標準なのに体脂肪率が高いことを言います。
隠れ肥満になると、体に溜まった脂肪が基礎代謝を低くし、
糖尿病、高血圧症、肥満症などの生活習慣病を引き起こしかねません。
隠れ肥満の原因は、糖質を摂らないことなのです!
20~21歳の女子大生を調査したところ
隠れ肥満傾向(体脂肪率25%以上)の人が103人中、51人もいたそうです。
半分くらいが隠れ肥満傾向にあるという事ですよね!?
この隠れ肥満傾向の女子大生に
糖質の多め(60%)の食事を2週間して貰ったところ、
体脂肪率が減少したのです。
糖質は体脂肪率を減少させる効果があるのです!
糖質が体脂肪率を減少させる理由
☆糖質不足との関係は?
女性に多い間違ったダイエット法としてもっとも行われているのが
炭水化物ダイエットです。
糖質をカットすると体重は減りますが脂肪は減りません。
体重計に乗って、体重が減ったと思っても、それは体から水が出ただけなのです。
糖質を減らして体重が減るのは脂肪が減ったのではなく、
悲しいことに水分が減っただけなのです。